カウンセラー's コラム

2007年4月30日(月曜日)

子どもとは何だろう3

カテゴリー: - matsuzaka @ 22時24分41秒

 大人だって、対人関係とか、世の中の不公平さとか、さまざまな問題を感じてはいる。しかし、大人は、世の中で生きていくということの前提となっているようなことについて、疑問をもたない。子どもの問いは、その前提そのものに向けられているのだ。世界の存在や自分の存在、世の中そのものの成り立ちやしくみ、過去や未来の存在、宇宙の果てや時間の始まり、善悪の真の意味、などなど。こうしたすべてのことが、子どもにとっては問題である。

 

                                   永井均「<子ども>のための哲学」より


2007年4月29日(日曜日)

子どもとは何だろう2

カテゴリー: - matsuzaka @ 19時57分04秒

 

 「知らないということを知っている」ことを「無知の知」という。知っていると思い込んでいる人は、もう知ろうとしないだろうが、知らないとわかっているなら、なお知ろうとし続けるだろう。知ることを求め続けるこのありかたを「フィロソフィア」という。「フィロ」とは愛し求めることであり、「ソフィア」とは知ることである。つまり、「フィロソフィア」とは、知ることを愛し求めることを意味する。これが、哲学という言葉の語源だ。

 だとすれば、子どもはだれでも哲学をしているはずである。子どもは、たしかに、自分が知らないということを知っている。ただ、子どもはソクラテスとちがって、たいていの場合、大人たちもほんとうはわかっていないのに、わかっていないということがわからなくなってしまっているだけだ、ということを知らない。そして、「大人になれば自然にわかる」とかなんとか言われ、わかっていないということがわからない大人になっていくのだ。

                                   永井均「<子ども>のための哲学」より


2007年4月28日(土曜日)

子どもとは何だろう

カテゴリー: - matsuzaka @ 17時04分19秒

 子どもとは何だろう。そして、子どもが大人になるとは、どういうことだろう。思うに、それはこうだ。子どもは、まだこの世の中のことをよく知らない。それがどんな原理で成り立っているのか、まだよくわかっていない。では、大人はわかっているのだろうか。ある程度はそうだ。大人はわかっている。しかし、全面的にわかっているわけではない。むしろ、大人とは、世の中になれてしまって、わかっていないということを忘れてしまっている人たちのことだ、とも言えるだろう。

 ソクラテスはかつて、こんなことを言った。世の識者たちは、自分が大事なことを知らないということに気づいていない。つまり、わかっていないということを忘れてしまっている。それに対して、自分は、知らないということを知っている。つまり、わかっていないということを忘れていない。この点で、世の識者たちよりも自分のほうがものごとがよくわかっている、といえるだろう、と。

 

                    永井均「<子ども>のための哲学」より


2007年4月27日(金曜日)

自分の癖を知ろう

カテゴリー: - matsuzaka @ 16時32分15秒

 テレビのあるトーク番組で、スタッフとの打ち合わせ場面での出演者の面白いしぐさや言葉を隠しカメラで捉えた様子を放送しています。
 手で眼鏡や髪を何度もさわる人、身振り手振りが大きい人、落ち着かない人、同じ口癖を連発する人、すぐに話を下ネタにもっていってしまう人、等など・・・・・。
 見ていると、おかしいくらい同じ言動を繰り返しているのですが、本人はその映像を見るまで全く気付いていないのです。

 

 さて、みなさんはどうでしょうか?自分の様子を客観的に見たことはありますか?

 

 私は、最近、話すときによく遣う口癖があることを発見しました。あまり聞きやすいものではないので、話すときには、できるだけ遣わないように気をつけているのですが、なかなか直らないものです。 
 私は、自分の話している様子を録音したテープを聞いたり、ビデオを見たりするのはあまり好きではありませんが、たまには自分が他の人の目にはどのように映っているのかを冷静に見つめ直してみる必要があるように思います。
 人の欠点を見つけ、批判するのは簡単ですが、それ以上の欠点が自分にはあるかもしれません。

 

 あなたの癖は、何ですか・・・・・? そして、それは好ましいものですか?


2007年4月25日(水曜日)

高校生の出世意欲、最下位

カテゴリー: - matsuzaka @ 17時19分47秒

 

昨日、興味深いニュースがありましたので、ご紹介します。

 

<高校生意欲調査>「出世意欲」、日本は断トツ最下位

 
 日本の高校生は米中韓の高校生よりも「出世意欲」が低いことが、財団法人「日本青少年研究所」(千石保理事長)の「高校生の意欲に関する調査―日米中韓の比較」で分かった。「将来就きたい職業」では、公務員を選んだ高校生が日本では99年調査より約22ポイントも減少するなど、米中韓に比べ、明確な目標を持てない日本の高校生の実情が浮かんだ。
 調査は06年10月〜12月、日米中韓の高校生計5676人を対象に実施。進路や人生目標、職業意識などを聞いた。所属する高校を通じて実施したため、回収率は100%になるという。
 「偉くなりたいか」という問いに、「強くそう思う」と答えた高校生は中国34.4%▽韓国22.9%▽米国22.3%に対して、日本はわずか8.0%。卒業後の進路への考えを一つ選ぶ質問では、「国内の一流大学に進学したい」を選択した生徒は、他の3国が37.8〜24.7%だったのに対し、日本は20.4%にとどまった。
 また、将来就きたい職業(複数回答)では、日本は99年調査よりも弁護士や裁判官、大学教授、研究者の割合が低下。特に、公務員は前回の31・7%から大幅減となる9.2%だった。逆に「分からない」を選んだ生徒が6.2ポイント増の9.9%になった。
 千石理事長は「食べることに困らなくなり、今の高校生は『偉くなりたい』という意欲がなくなってきている。また、(従来『出世』と考えられてきた)職業に魅力や権威がなくなっている」と分析している。【高山純二】 毎日新聞 より

 

 うーん、このままでは日本の将来はどうなってしまうのでしょう・・・・。われわれ大人が魅力のある社会を作っていかなくてはいけないのでしょうね。


2007年4月24日(火曜日)

べろべろばあー

カテゴリー: - matsuzaka @ 16時44分38秒

  「べろべろばあー」

 

 あかんぼうの笑顔は
 シンメトリー(左右対称)
 釣り合いがとれて
 美しい

 

 大人の笑顔は
 どうだろう

 

 もう一度
 無垢な心に

 

 べろべろばあー

 

     山本良樹


2007年4月22日(日曜日)

失敗を恐れないこと

カテゴリー: - matsuzaka @ 22時02分22秒

 果実がほしければ、木にのぼらねばならない。

            トーマス・フラー(イギリスの歴史家)

 

 さあ、ここにまた一日、青空の朝は明けた。
 考えよ、あなたは、それを無用にしてよいか。

            トーマス・カーライル(イギリスの思想家)

 

 このことは、とうていできないと自分から信じてかかるのは、
 それを自分からできないようにする手段である。

            ジョン・ワナメーカー(アメリカの実業家)

 


2007年4月20日(金曜日)

会話が苦手な人

カテゴリー: - matsuzaka @ 16時35分30秒

 人との会話が苦手、話がうまく続かないという人がいます。上手く話そうとすればするほど、気持ちばかりが焦り、言葉が出てこないのです。自分はつまらない話しかできないから、相手に嫌われてしまうのではないかという不安や強迫観念におそわれ、緊張してしまうため、余計言葉が出てこなくなってしまうのです。

 

 人前に出てきちんとした話をしなければいけない時は別ですが、普段の会話では「あそび」が必要です。知的な話や難しい話を上手くする必要はないのです。意味のない事を話したり、無駄と思えるような話をしたりするというような自由な表現が互いのコミュニケーションを豊かにするのです。

 

 肩の力を抜き、心を開いて自分のありのままの姿を表現してみましょう。


2007年4月19日(木曜日)

自分をさらけ出す

カテゴリー: - matsuzaka @ 17時28分58秒

 会話を弾ませるためには、相手が安心して話せなければなりません。
 自分の考えや気持ちを話さなかったり、話したとしても綺麗に飾った言葉を話しただけでは、相手との間に壁ができたままになってしまいます。これでは、相手はあなたとの間に距離を感じてしまい、本音での会話を楽しむことができません。
 この壁を取り去るためには、自分をさらけ出すことが必要です。過去の失敗談や弱点を進んで話してみましょう。そうすることで、相手の気持ちが楽になり、安心して話すことができるようになるのです。必要以上に自分を大きく見せ、バリアを張って人とかかわるよりも、自分の弱いところを見せることで、かえって良い人間関係を築くことができるようになるのです。

 

 (もちろん、時と場所・相手にもよりますので、その場の空気を読むことが大事です。相手の話を聞かずに自分の事を語り続けたり、あまりにも自分を卑下するような態度は逆効果です。)


2007年4月18日(水曜日)

会話を長続きさせるこつ

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時45分19秒

 相手が気を遣って、話題を振ってきたときに、そっけなく「はい」とか、「いいえ」と答えたのでは、会話が続きません。
 例えば、相手が「今日は、寒いですね。」と言ってきたとしましょう。これに対して、「はい」と、答えただけでは話が終わってしまいます。たしかに今日は寒い日なので、「はい」か「いいえ」であれば、「はい」でしょう。しかし、相手は、単に自分の考えに対して同意を求めたり、相手の意思を確認しようとしているわけではないのです。
 「はい」か「いいえ」と答えただけでは、相手を拒絶し、それ以上話したくないとの意思を表示しているようなものなのです。
 相手が振ってきた話題に対して、自分なりの思いや考えを述べたり、相手に聞き返してみたりして、話を膨らませる努力をすると、会話も弾み、良い関係を築くことができるようになるのです。
 「今日は、寒いですね。」と言われたら、「昨日は暖かかったのに、今日はどうしたんでしょう。気温の変化が激しいですが、風邪をひいたりしていませんか?」等と返してあげると、話が盛り上がってくるでしょう。
 相手が投げたボールを受け取るだけではなく、上手に投げ返してあげることが大切なのですね。


2007年4月17日(火曜日)

一口おとぎばなし

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時53分31秒

    一口おとぎばなし

 

「どんなにゴウマンな人でも、他人のゴウマンな姿には
不愉快さを感じるものだ」と、あるゴウマンな人が語ったら、
それを聞いて、「ほんとうにそうだ」と、
もう一人のゴウマンな人がうなずきました。

  〔解説〕とかく、自分のことはわからないものだ。

 

          千代崎秀雄「生活の処方箋」より


2007年4月15日(日曜日)

成功の秘訣

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時03分37秒

    「成功の秘訣」

 
 成功に秘訣というものがあるとすれば、

 

 それは他人の立場を理解できる能力ということになろう。

 

 すなわち、自分の立場からものを見るように、

 

 他人の立場に立ってものを考えることができる能力である。

 

                (ヘンリー・フォード)


2007年4月14日(土曜日)

虹の足

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時43分48秒

  「虹の足」    吉野 弘

 

 雨があがって
 雲間から
 乾麺みたいに真直な
 陽射しがたくさん地上に刺さり
 行手に榛名山が見えたころ
 山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。
 眼下にひろがる田圃の上に
 虹がそっと足を下ろしたのを!
 野面にすらりと足を置いて
 虹のアーチが軽やかに
 すっくと空に立ったのを!
 その虹の足の底に
 小さな村といくつかの家が
 すっぽり抱かれて染められていたのだ。
 それなのに
 家から飛び出して虹の足にさわろうとする人影は見えない。
 ― おーい、君の家が虹の中にあるぞオ
 乗客たちは頬を火照らせ
 野面に立った虹の足に見とれた。
 多分、あれはバスの中の僕らには見えて
 村の人々には見えないのだ。
 そんなこともあるのだろう
 他人には見えて
 自分には見えない幸福の中で
 格別驚きもせず
 幸福に生きていることが ― 。


2007年4月12日(木曜日)

子どもをやる気にさせるために

カテゴリー: - matsuzaka @ 17時33分36秒

 新学年を迎えた子供達は、新しい教科書をもらって少しやる気が起きている時期です。難しそうな内容の教科書を見て、ちょっとお兄さん、お姉さんになった気分の子供達もいることでしょう。
 親は誰でも、子どもがやる気を出して勉強を頑張ってほしいと願っています。子どものやる気を出させるためには、まず、環境を整えなければなりません。これは、人的環境のことです。放っておいて、子どもがやる気を出すことはありませんから、子供がやる気を起こすような人的環境を作ってあげる必要があるのです。

 

 家庭において、親は子どものモデルです。子どもは、常に親の後姿を見て育ちます。親が、ぼんやりテレビを見ていながら、子どもに「早く勉強しなさい!」などと言っても全く説得力はありません。
 また、「お母さんだって、若い頃は一生懸命勉強したんだから、あなたも頑張りなさい!」と言いながら、テレビゲームに夢中になっていたのでは、何の効果もないのです。
 親自身が、特に子どもと触れ合う時間の多いお母さんが、知的好奇心を持つこと、そして、それを満たすために、本を読んだり、学習したりする姿を見せること、これが大事なことなのです。
 「算数をやりなさい」「漢字をやりなさい」と言うよりも、知的好奇心を持つことができるよう親の後姿を見せることが、一番大事なことでしょう。これが、後々、意欲的に学ぶことのできる力になっていくのです。


2007年4月11日(水曜日)

誤解恐るべし

カテゴリー: - matsuzaka @ 17時15分13秒

   「誤解恐るべし」

 

 人生の争いやもめごとの半分以上は、
 誤解から生じる。

 

 しかし、誤解の中で最も深刻なのは、
 自分への誤解(自己理解の誤り)である。

 

 即ち、自分の判断は必ず正しく、
 自分の動機は常に善良で、
 自分の行動は決して間違いない

 

 ― という誤解である。

 

   千代崎秀雄「生活の処方箋」より


2007年4月9日(月曜日)

抑えきれない気持ちと不安

カテゴリー: - matsuzaka @ 17時31分21秒

 できれば、心穏やかに毎日の生活を送りたいと思いながらも、ついつい自分の気持ちを抑えきれなくなり、爆発してしまうことがあります。子供の問題行動の一つとして「キレル」という言葉で表現されている言動です。普段は、一生懸命我慢して自分の感情を抑えていても、それが限界に達すると攻撃的な言動に出てしまうのです。
 人には、それぞれ評価基準が存在します。自分自身の評価基準をしっかり持ち、等身大の自分をあるがままに受け入れている人は、満足感を持つことができます。
 それに対して、まわりの目や、まわりからの評価ばかりを気にして行動している人は、常に不安を抱いています。まわりから受け入れられないと一人ぼっちになってしまうという不安感があるので、まわりから認められるよう人一倍努力をしてしまうのです。そして、それは学校や勤め先、家庭等いろいろな場所での人間関係から生じます。
 一生懸命、良い子、良い人を演じて他人から認められることばかりを考えていますが、認められているという安心感を得ることができないと、自分に低い評価を下すことになってしまい、自信を失ってしまうのです。他人の評価に合わせようと努めても、それが本心ではないのでストレスが溜まってしまい、我慢が限界に来たときに爆発してしまうのです。 
 自分をあるがまま受け入れ、自分自信のの評価基準をもとに、もっと自由に生きてみませんか。
 


2007年4月8日(日曜日)

人の話を聞こうとしていますか?

カテゴリー: - matsuzaka @ 20時43分53秒

 周囲の人と上手にコミュニケーションをとりながら、良好な人間関係を築くことは、簡単そうに見えて、なかなか難しいことです。
 相手が、不快な気持ちになってしまっては、上手なコミュニケーションとは言えないからです。

 コミュニケーションの基本は、会話です。相手が満足するような会話とは、まず、聞くことから始まります。コミュニケーションの下手な人は、相手の話をよく聞かず、自分の関心のあることへと話題を持っていってしまいます。相手の話していることに興味を持てると良いのですが、そうでない場合は、相手の話を最後までよく聞かず、自分が会話の主導権を握ってしまうのです。
 そのような会話では、自分は満足するかもしれませんが、相手には不満が残ってしまいます。

 双方が満足できる会話とは、お互いが上手に相手の話を聞く事なのです。言葉のキャッチボールとも言われますが、相手が投げたボールをきちんと受け止め、投げ返してあげることで上手なコミュニケーションが成り立つのです。


2007年4月7日(土曜日)

甘えをゆるす

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時42分33秒

 子どもを十分甘えさせてあげましょう。特に母子が密接にかかわることで、母親に対する信頼感が生まれます。そして、その信頼感は、他の人への信頼感へとつながっていくのです。

 

 甘やかしてはいけないと思い、早く自立を求める親がいます。子どもの甘えたい気持ちを無視し、やみくもに突き放す育て方は、後に歪を生じさせてしまいます。母子の密接なかかわりから、心の安定や信頼感が生まれ、それが子どもの生き方に大きく関係してくるのです。
 もちろん、甘えをゆるすことと甘やかしは違います。子どものために必要かどうかを考えず、子どもの要求を何でも受け入れることは、甘やかしです。甘やかしたからといって、親の愛情が伝わるとは限りません。これに対して、甘えをゆるすことは、親の愛情が伝わることでもあります。子供時代に十分甘えることができ、親子間のコミュニケーションが十分にとれていれば、思春期の難しい年齢になっても、それをうまく乗り越え、良い方向へと成長していくことができるのです。


2007年4月6日(金曜日)

50億分の1の奇跡

カテゴリー: - matsuzaka @ 15時58分31秒

 

  
   「50億分の1の奇跡」

 

 
    地球の人口 50億
    あなたは ひとり

 

    あなたに会える確率
    50億分の1

 

    あなたに会えたのは
    奇跡です きっと

 

    奇跡の出会い
    大切にします
    どうぞ よろしく

 

    
      山本良樹さんの詩より


2007年4月5日(木曜日)

心を耕す

カテゴリー: - matsuzaka @ 16時30分10秒

 今日は、春らしい良い天気ですね。
 全国でも有数の米の産地、千葉県の田園地帯では、着々と田植えの準備が進んでいます。あちらこちらの田んぼでは、大型の耕運機で田を起こし、水を張り始めているところです。まるで、稲刈りの後、しばらく眠っていた田んぼが目を覚まし、稲の苗を受け入れる準備をしているようです。

 
 4月に入り、まもなく学校でも新年度が始まります。
 子どもを持っている親は、「今年こそは、頑張るのよ・・・。」とか、「今まで算数が3だったけど、今度は何としても4をとりなさい!」などと、子どもに大きな期待をかけている頃ではないでしょうか。
 親として、子どもの成長を願うのは当たり前のことですが、時々、子どもの現実を十分に把握せずに、大きな期待ばかりをかけてしまうことがあります。

 子どもは、田んぼと同じで、いろいろな知識を受け入れる準備が必要です。準備ができて初めて、学んだことが自分のものとなるのです。ですから、小さいうちからあれこれと教え、詰め込んでもあまり意味がありません。もちろん、小さい頃に学んだ方が身に着くというものもあるでしょう。しかし、多くの場合、子どもの側に受け入れる準備(レディネス)が整わないうちに教えても、十分理解できず、知識や力が身に着かないのです。そして、その準備ができる時期には個人差があることを忘れてはいけません。
 小さいうちから、焦っていろいろな知識を教え込もうとするより、時期が来たら喜んで学習できるようになるための準備をすることの方が大事です。

 十分に耕された心や頭脳は、苗が植えられたとき、それを大きく育てる力を持っているのです。


2007年4月4日(水曜日)

教育とは

カテゴリー: - matsuzaka @ 17時20分56秒

すでに入学式の済んだ大学生、もうすぐ入学式という小・中・高校生も多いことでしょう。今日は、「教育」とは何かをいくつかの名言の中から見てみましょう。

 

 
  小、中学校や大学で教えられることは教育ではない、
  教育の手段である。
        エマーソン(アメリカの思想家1803〜1882)

 

  本は知識を与え、人生は知恵を与える。
        ユダヤのことわざ

 

  教育とは、勉強したり覚えたりしたものが消えた後、
  何が残るかの問題です。
        マーガレット・サッチャー(元英国首相)

 

  良い授業が道徳的背景なくして可能なるがごとく考える人があるならば、
  教育という人間的事業に対して盲目だといわねばならない。
        天野貞祐(哲学者・教育者1884〜1980)                   


2007年4月3日(火曜日)

第1印象で決める

カテゴリー: - matsuzaka @ 16時42分41秒

 新年度を迎え、初対面の人と会う機会が増えることでしょう。

 
 第1印象は、3秒で決まると言われています。3秒とは、ほんの一瞬で、十分に会話する暇さえありません。では、第1印象はどのようにして決まるのでしょう。
 私たちは、毎日いろいろな人に出会いますが、「あまり話したくない人」とか、「二度と会いたくない雰囲気を出している人」に会うことがあります。そして、それは深く話し合った後ではなく、一瞬にして感じてしまうものなのです。また、それとは逆に、あった瞬間にこの人とだったら、馬が合いそうだとか、ゆっくり話してみたいと思えるような人に出会うこともあります。
 以前、ドラマの撮影現場などで芸能人を見たことがあります。テレビで見るより細身で小柄に見えましたが、何よりも、まわりに訴えかける輝きを放っていることに驚きました。特別に顔立ちが整っているとかスタイルが良いというわけではないのですが、一般人にはない魅力を発しているのです。
 テレビで、人に見られる仕事をしている人と、普通の人とはどこが違うのだろうと考えてみて、発見したことがあります。
 まずは、姿勢です。今のあなたの姿勢はどうですか?私たちは、気をつけていないと、いつの間にか猫背になりがちです。背筋をピンと伸ばすことで、緩んだ気持ちもピンと張ることができます。
 次に歩き方です。ただなんとなく歩くとか、小股でチョコチョコ歩くのではなく、背筋を伸ばし、歩幅を大きめにとって歩いてみましょう。姿勢と歩き方を気をつけるだけで、頼りがいのある、信頼できる人に見えてくるものです。
 3つめは、表情です。今までにも、表情について書いたことはありますが、重要なのは、目と口元です。目の輝きは、自信を表現すると共に、相手に好感を与えます。口元のスマイルは、親しみやすさを与えるものです。

 
 もちろん、自分自身の内側が充実していることが一番大事なのですが、それが外に表れるよう、ちょっと気をつけるだけで、相手に好印象を与えることができるのです。


2007年4月2日(月曜日)

新しい生活の始まり

カテゴリー: - matsuzaka @ 17時33分09秒

 桜の花が綺麗に咲く季節、今日は、4月2日です。
 今日から、新しい生活が始まったという人も多いことでしょう。

 新入社員として、初めて出社した人。
 転勤で新しい地に赴任して生活を始めた人。
 大学へ入学するため、一人暮らしを始めた人。

 
 フレッシュな気持ちで、新しい生活を始めたみなさん、これからの生活が素晴らしいものになるよう、頑張ってください!!

 

 人間にとって、やりなれたことを機械的に続けることは楽なことです。ところが、いつもの慣れた生活パターンと異なる動きをすると、ストレスがかかるものです。今まで、ひとりでに身体が動いていたのに、考えながら行動しなければならないからです。
 新しい生活を始めてしばらくの間は緊張感があるため、そのストレスを感じないかもしれませんが、少しずつストレスが溜まっていきます。
 新しい生活に早く慣れようと一生懸命になることも大切ですが、たまには、ホッとできるような息抜きを忘れないでくださいね。
 まずは、ゴールデンウィークを目指して、頑張りましょう。
 


2007年4月1日(日曜日)

老後の友人づくりのために5

カテゴリー: - matsuzaka @ 22時28分02秒

 ・・・昨日のつづき

 

 自分が年をとってどれだけ不幸になったか、また周りの人々がどんなに冷たくなったかということに不満を感じたり、また批判的になっても、あなたのこれからの人生は決して幸せにはならないだろう。自分を慰めてくれる友人をつくるということよりも、まず、相手の話に耳を傾けてみよう。

 

 アクティブ・リスニングは単なる好奇心や他人の問題への興味本位のお節介ではない。それは相手の人が心を開いて話せる時間とかかわりを提供できるあなたの人間に対する優しさの積極的なかかわりである。また、相手の人があなたを信頼してくれるようになったとき、その人はあなたにとっても良い友になっていることだろう。

  

                            田淵昭三「もっと楽〜に生きるための12章」より


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