カウンセラー's コラム

2007年2月28日(水曜日)

笑顔をつくろう

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時42分43秒

 今、あなたはどんな表情をしていますか?眉間にしわが寄っていませんか?

 

 人は、顔の表情でずいぶん、印象が変わります。
 1人でいるときと、誰かに会うときでは、表情が変わるでしょう。相手に大きな印象を与えるのが表情なのです。
 普段、1人でいるときは、仕事の疲れなどもあって無表情になり、目も少し閉じ気味で顔の筋肉がダラーとしていることがあります。
 人に会うときにも、同じ表情をしていると、相手を拒否しているように見え、印象が悪くなってしまいます。
 相手に良い印象を与えるためには、相手を受け入れるような表情が大切です。あごを少し引き、口元を引き上げましょう。背筋を伸ばし、目を大きく開けると、生き生きとした表情になります。目力と言われるように、生き生きと輝いた目には相手を安心させる力があります。

 顔のつくりが少々不細工でも(!?)表情によって、素敵に見せることができるのです。
 さあ、鏡を見ながら練習してみましょう。


2007年2月27日(火曜日)

今の顔、人に見られても良いですか?

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時30分34秒

 先日、面接に来られた方に、私の所にお出でになられたきっかけをお聞きしたところ、「ホームページの先生の写真を見て、話をよく聞いてくれそうだったから。」という、お答えをいただきました。
 ホームページに自分の写真を載せるなんて、本当に恥ずかしかったのですが、その写真を通して、良い印象をもってもらえた事をうれしく思いました。

 

 人によって顔形は様々です。みんながみんな、スターやアイドルのように美形なわけではありません。では、私の顔、あなたの顔はダメなのでしょうか?
 いいえ、そんなことはありません。表情ひとつで好感度をアップさせることができるのです。
 さて、今、これを読んでいるとき、あなたはどんな表情をしていますか?今の顔、人に見られても良いですか?

 

 明日も、「顔」について考えてみましょう。


2007年2月26日(月曜日)

身近にうつ状態の人がいる場合の対応

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時49分28秒

 

 今日、偶然にも2人の知り合いから、「知人にうつ状態の人がいるんだけど、会ってもらえないか。」とのお話をいただきました。身近なところにうつで苦しんでいる人が多数いることに驚くと共に、うつ状態の人への対応方法が分からず戸惑っている方も多いのではないかと思いました。

 

 以下にうつ状態の方への対応の仕方を述べておきましょう。

 

 1、うつ病は、単なる気持ちの病気ではないので、抗うつ薬による治療が必要です。脳内の神経伝達物質セロトニンの分泌以上が原因ですから、必ず、医師による治療を受けさせましょう。発病のきっかけとなったストレスを取り除くためにはカウンセリングが有効です。

 

 2、休養を勧めることが大事です。怠け病ではないことを本人にも自覚させ、仕事を休んででもゆっくり心身の休養をとらせることが大切です。

 

 3、判断力が低下しているうつ状態のときに、重大な決定をさせないようにしましょう。

 

 4、励ましては、いけません。本人は一生懸命努力しようとしているのですが、できないのです。励まされることによって、できない自分に苛立ち、自責の念をつのらせ、最悪の場合は自殺を図ることにもなってしまいます。まわりの人は、そっと寄り添い、辛い気持ちを受けとめてあげましょう。

 

 5、うつ状態のときは、まわりに迷惑ばかりかけ、何もできない自分はこの世から消えてしまったほうが良いとの願望がわいてきます。治る病気であることを理解させ、絶対に自殺しないよう約束させましょう。


2007年2月25日(日曜日)

自分の力だけで生きている人はいない3

カテゴリー: - matsuzaka @ 22時32分45秒

 

・・・・・昨日の続き

 

 人間の細胞は、体重60キロの人で約60兆個あるといわれている。地球の人口の1万倍にあたる数の小さな命が、1人の身体の中で生きていることになる。地球上では争いが絶えないが、私たちの身体の中では、その1万倍の数の小さな命が、けんかもせずに、見事に生きている。細胞は自分を生かしつつ臓器の働きに協力し、それぞれの臓器は固体を生かすため、見事に働いている。こんなことが、でたらめにできるわけがない。この、共に助け合って生きるプログラムが、遺伝子に書き込まれている。

 

 このような遺伝子のプログラムを書き、それを今、正確に動かしているものは、サムシング・グレートとしか言いようがない。まさに生命の神秘である。そう考えると、自分の力だけで生きている人など、誰一人いない。生きていることは、それだけで素晴らしいことで、ありがたいことである。日本には、「おかげさまで」という言葉がある。サムシング・グレートや自然など、さまざまなもののおかげで人は生かされている。

 

 
                                村上和雄「二十一世紀は日本の出番」より


2007年2月24日(土曜日)

自分の力だけで生きている人はいない2

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時31分55秒

 

・・・・昨日の続き

 

 信じられないだろうが、一粒の米に、世界の人口約60億人の遺伝子の情報を、すべて書き込むことができる。しかも、遺伝子は、親や祖先から受け継いだだけではなく、私たちの身体の中で一刻の休みもなく、今、働いている。この人知を超えた遺伝子の働きは、どう考えてみても、人間業ではなく、神業としか言いようがない。

 

 生きていることは、科学的に見て、ただ事ではない。大腸菌の遺伝子はすべて解読されたが、世界中の学者が集まっても、大腸菌を元から生み出すことはできない。設計図は分かっていて、コピーは作れるが、元からは創れない。なぜなら、細胞がどうして生きているかという基本的な仕組みが、まだほとんど分かっていないからだ。  ・・・つづく

 

                               村上和雄「二十一世紀は日本の出番」より


2007年2月23日(金曜日)

自分の力だけで生きている人はいない

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時28分12秒

 2000年にヒトの全遺伝子暗号が解読された。これは、素晴らしい研究業績である。しかし、解読したヒトの遺伝子暗号を眺めながら、ある時、私は言いようもない感動を覚えた。人間を超えた何ものか(サムシング・グレート)がいなければ、でたらめに遺伝子暗号が書き込めるわけがないと感じたのである。

 

 人間の設計図は30億の化学の文字で書かれている。30億というと、百科事典の約3000冊に相当する。書かれている遺伝子の暗号は、万巻の書物に匹敵する情報量なのである。その遺伝子の暗号は、顕微鏡で一億倍に拡大しても読めないような微細な文字で書かれている。それは、誰が書いたのかは分からないが、確かに書かれている。太古から言い続けられてきた神様や仏様の存在が理解しにくいものだとすれば、あえて言うなら自然が書いたのであろう。・・・続く

           
                              村上和雄「二十一世紀は日本の出番」より


2007年2月22日(木曜日)

正直が一番大切

カテゴリー: - matsuzaka @ 17時15分10秒

 先日、通信教育大手ベネッセコーポレーションの森本昌義社長が話したことについて書きましたが、今日は、その社長が辞任したというニュースを聞いてびっくりしました。
 つい最近、テレビ番組を見て、立派な考えの持ち主だなあと社長の話に共感したばかりだったのに、その社長が女性問題で社長の座を追われることになったのです。
 彼は、番組の中で「正直が一番大切」というようなことを言っていましたが、社長自らが社長室長の女性と不倫をしていたというのです。正直とは正反対の行動でしょう。
 たかが女性問題、と言ってしまえばそれまでですが、一人ひとりが「よく生きる」ための教育の一端を担う者としては、道徳的に軽率な行動だったのではないでしょうか。せっかく今まで輝かしい業績を残してきたのに、最後がこれでは、悲しいですよね。

 

 最近は、大企業の不祥事が続いています。一部の人の「正直」ではない行いにより、企業全体が大きなダメージを受けてしまうのです。

 

 人間は、「完全」であることはできませんが、「完全」を目指すことはできるはずです。今一度、自分を見つめ直してみたいものです。


2007年2月21日(水曜日)

血圧を上げぬ方法

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時30分08秒

   「血圧を上げぬ方法」

 

 クヨクヨとイライラをやめること

 

  自分の思うようにならないからと ― イライラ

 

  自分の思いがけぬ結果になったからと ― クヨクヨ

 

 
 自己意識過剰が原因なのです。

 

 
           千代崎秀雄著「生活の処方箋」より


2007年2月20日(火曜日)

親の期待

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時27分12秒

 受験シーズン、真っ盛りです。
 みなさんは、お子さんに対して、どのようなことを期待していますか?
 多くの親は、子どもにこうなってほしいと、様々な願いや希望を持っています。
 良い学校に入ること、成績優秀であること、勝ち組になること、健康であること、親孝行であること・・・・数え上げれば、子どもに期待することはきりがないほどあるでしょう。

 
 それらは、本当に子どものためになっていますか?
 親が子どものためだと思ってしていることが、子どもにとっては負担になっているということあります。
 「あなたのためなのよ・・・」という言葉は、本当に「あなたのため」なのでしょうか?もしかしたら、親の価値観で親のためにさせているということはないでしょうか?
 子どもに何かを期待するときは、本当に子どもへの愛情から出ているものなのかどうかをちょっと考えてみましょう。


2007年2月19日(月曜日)

成功か失敗か

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時55分31秒

 今夜、テレビ番組に通信教育大手ベネッセコーポレーションの社長兼CEO森本昌義さんが出演し、ベネッセ躍進の裏話をしたり、スタジオに集まったお母様たちからの質問に答えたりしておられました。
 森本さんは、SONY専務から転身された方ですが、教育に関しては非常に幅広い考えの持ち主で、今の学校教育では埋めきれない部分をカバーし、多くの子どもたちに学ぶ楽しさを知ってもらおうと考えていらっしゃるようでした。
 印象に残った言葉がいくつかあるのですが、その中のひとつをご紹介します。

 

 「成功か失敗かを決めるのは他人ではない。」

 

 日本人ほど、他人の目を気にする国民はありません。他人の目から見てどう見えるのかということや他人から見て成功なのか、失敗なのかということばかりを気にしているのが多くの日本人なのです。
 それに対して、森本さんは、成功か失敗かを決めるのは他人ではなく自分だ、とおっしゃるのです。勝ち組・負け組という言葉がありますが、誰から見ての言葉なのでしょう。自分で自分を勝ち組と思えればそれでよいのです。他人と比較する必要はないのです。
  


2007年2月18日(日曜日)

第1印象をよくするために

カテゴリー: - matsuzaka @ 20時46分23秒

  初対面の人に会うとき、誰でも第1印象を良く見せたいと思うでしょう。
 自分を完璧に見せるために、実物以上に自分を大きく見せようと頑張りすぎてしまうことがありますが、逆効果です。
 そんなときの自分は、どんな顔をしているでしょう。表情が硬く、相手を警戒させてしまうような雰囲気を出してはいないでしょうか。

 
 第1印象を良くするためには、相手が心地よくいられるような態度で接することが大事です。相手に対して心を開いて接することで、相手もそれに応じた態度で反応してきます。必要以上に、自分を立派に見せようとするのではなく、ありのままの姿の自分を正直に表現することが大事なのです。
 こちらが心を開いて接するとき、相手も心を開いて接してくれるので、豊かな人間関係を作ることができるようになるのです。


2007年2月17日(土曜日)

子どもの人間関係を養う

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時56分32秒

 学力や音楽、運動などの能力を養うために、様々な習い事をさせている人がたくさんいます。
 子どもが将来、幸せに生きることができるように必要な準備をさせているのです。

 

 子どもの将来のために、親としてしなければならないことはたくさんありますが、それらの中でも最も大事なことのひとつは、人間関係の能力をつけさせることです。

 社会は人と人とのかかわりで成り立っています。ですから、他の人との間に良い人間関係を作る能力を持っていれば、充実した社会生活を送れるようになります。
 良い人間関係をつくる能力を育てるためには、まず、家族が温かい人間関係で結ばれている必要があります。さらに、近所など、他の人たちとの関係においても、親が人間関係の良いお手本でなければなりません。
 また、子供同士の付き合いも重要です。友達と一緒に遊ぶことによって、相手とのかかわり方を学んでいけるようにしてあげなければなりません。友達と喧嘩をすることもあるでしょう。子どもは、相手に傷つけられたり、相手を傷つけたりしながら、友達と仲良くする方法を自然に学んでいくのです。子供同士が本気でぶつかり合いながら、遊ぶことが子どもの将来の幸せにつながっていくのです。


2007年2月16日(金曜日)

捉え方を変えてみよう

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時18分28秒

 私たちの毎日の生活は、思うようになることばかりではありません。仕事、勉強、人間関係等様々なことがうまく行かないと思えるときがあります。

 

 思うように行かないとき、どのような気持ちになるでしょうか。
 怒り、悲しみ、恐れなどいろいろな気持ちが湧き上がってくるでしょう。

 

 うまくいかなかったという事実は事実として、消すことはできません。しかし、捉え方を変えることはできるのです。
 うまくいかなかったのは、相手のせいだと考えて腹を立てる。
 自分は何をやってもダメな人間だと考え、落ち込む。
 一生懸命努力したのだから、仕方がない。原因を考えて、次につなげよう。

 

 あなたは、どのタイプですか?

 

 何事も人のせいにばかりしていては、成長はありませんし、逆に自分のせいにばかりしていては、劣等感やコンプレックスに襲われてしまうことになります。
 うまくいかないことや失敗から学び、次の希望へとつなげることのできる捉え方ができるようになると良いですね。


2007年2月15日(木曜日)

孤独を感じる子ども

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時45分42秒

 国連児童基金(ユニセフ)は14日、先進国に住む子どもたちの「幸福度」に関する調査報告を発表した。

 それによると、子どもの意識をまとめた項目で、「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟25か国の中で29・8%と、ずば抜けて高かった。日本に続くのはアイスランド(10・3%)とポーランド(8・4%)だった。

 また、「向上心」の指標として掲げた、「30歳になった時、どんな仕事についていると思いますか」との質問に対しては、「非熟練労働への従事」と答えた日本の15歳の割合は、25か国中最高の50・3%に達した。【ジュネーブ=渡辺覚】 (読売新聞)より

 

 

 日本の子どもは、他の国に比べ、経済的に不自由のない暮らしをし、家庭に恵まれて幸せなはずなのに、約3人に1人は孤独を感じているというのです。最近、青少年の犯罪や自殺など様々な問題が相次いでいますが、これらの問題の多くは、このような社会のひずみから来ているのではないでしょうか。

 

 

 


2007年2月14日(水曜日)

ねっ

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時47分05秒

 

  「ねっ」

 

  根を上げると

 

  植物は枯れて
  

  しまいます

 

  もちろん花も

 

  咲きません

  

  ネをあげちゃ

 

  いけないんだ

 

  ねっ

 

    山本良樹

 


2007年2月13日(火曜日)

警察官の死

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時42分29秒

 東京都板橋区の東武東上線ときわ台駅で、自殺を図った女性を助けようとして電車にひかれ、重体となっていた警視庁板橋署常盤台交番の宮本邦彦警部(53)が亡くなりました。

 宮本警部の勇気ある行動に心を打たれ、多くの人が快復を願っていましたが、残念な結果となってしまいました。

 

 聖書の中に「人がその友のために命を捨てること、これよりも大きな愛はない。」という言葉がありますが、宮本警部は、この言葉以上のことをしたのではないでしょうか。

 彼が身代わりとなって助けたのは、友ではありません。生きようとして助けを求めて来た人でもありません。彼は自殺しようとしていた人を助けたのです。自らの命を犠牲にして、死のうとしている人に命を与えたのです。

 聖書の言葉以上の本当に「大きな愛」の行為ではないでしょうか。

 

 宮本警部の犠牲によって、一人の人の命が救われました。人の命がどんなに重いものかということを考えさせられた出来事でした。

 宮本警部のご冥福をお祈りいたします。

 

 

 


2007年2月12日(月曜日)

癒し4

カテゴリー: - matsuzaka @ 12時57分24秒

 

 ・・・・昨日の続き

 

 「苦悩」に直面し、その意味を深く研究することから自分の「生きる意味」を探し出すこと、それもなかなか一人ではできないことだ。苦悩するとき、私たちはとても孤独だ。だれも自分の苦悩を分かってくれない、自分は見捨てられている、そんな思いにとらわれることも多い。もちろんそういった孤独は大切ではある。ちょっと苦しいだけでだれかに依存していてはなかなか苦しみの深い意味とは直面できない。

 
 「苦悩」を探求すること、それにはかなりのエネルギーが必要だ。そして、それは一朝一夕には成し遂げられない。「苦悩」に向かい合い、それを「内的成長」へとつなげていくには、かなりの時間も必要なのだ。そして、そこを耐え抜き、「生きる意味」へと展開していくには、仲間が、そして仲間とのコミュニケーションが必要なのである。

                    
                                       上田紀行「生きる意味」より


2007年2月11日(日曜日)

癒し3

カテゴリー: - matsuzaka @ 20時37分22秒

 

 ・・・昨日の続き

 

 しかし、その「きっかけ」が「内的成長」へとつながっていくかどうかには、もうひとつの重要な要素がある。それは「コミュニケーション」である。自分のワクワクする話を語っても「お前はしょせん苦労が足りないんだよ。」と言われ、夢を語っても、「そんなのどうせ無理だよ。」と言われ続けるのでは、人生の輝きからも夢からも見放されてしまう。

 
 もちろん、真の友人、先輩として、「ここがまだ足りない。」とか「もっとこうしたところを努力すればいい。」とか、心からのアドバイスを送ることがキツイ言葉になることはある。しかしそれは友人や後輩の「夢」や「輝き」を尊重すればこそのことであって、自分も不満だらけで生きているのだから、お前もそうでなければダメだというように、妬みからつぶしにかかるような人間たちに囲まれているのでは、かなりの生命力を持っていなければ、その場での「内的成長」はなかなか難しいだろう。   ・・・続く

 

                                 上田紀行「生きる意味」より


2007年2月10日(土曜日)

癒し2

カテゴリー: - matsuzaka @ 17時02分42秒

 

  ・・・・・昨日の続き

 

 しかし、私は苦悩すべきときに苦悩することが真の癒しにつながると思っているのだ。自分の生きる現実と自分の中の「生命の輝き」の方向性が食い違ってしまったとき、そういった病に陥るべきときに「ちゃんと」病になること、それがむしろ癒しをもたらす。「悩み」や「病」は自分の人生に対する警告信号である。「悩み」や「病」を単なるネガティブなものとしてすぐに除去してしまおうとする姿勢からは、「内的成長」も生まれない。わたしたちは自分自身を「癒す」力を持っている。そしてその「癒す」力とは、病むべきときに「病む」ことができる能力、「病」に気づく能力を含んでいる。「病」への、現実への「違和感」への感受性を持っているからこそ、癒しや成長が可能になるのである。

 

 「内的成長」それは、私たちの「生きる意味の成長」である。そして「苦悩」、「違和感」への感受性が、そのきっかけとなる。「内的成長」は私たちの感性、感受性の成長でもあるのだ。   ・・・続く

 

                                   上田紀行「生きる意味」より


2007年2月9日(金曜日)

癒し1

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時15分25秒

 

  私は「癒し」という言葉を早い時期から率先して使い続けてきたので、一部では「癒しの元祖」などと呼ばれることもある。だから、「癒し」という言葉をこれまで(文中で)使っていないことを不思議だと思う人もいるかもしれない。
 それは現在の「癒しブーム」が非常に底の浅いものとなってしまい、私がもともと主張したかった「癒し」とはかけ離れたものになってしまったためである。
 ブームの中での癒しは常に「癒されたい。」と受身であり、自分で自分の人生を切り開いていく、創造していくという意識は希薄だ。そして、「苦しいこと」はなるたけお手軽に除去してしまえばいい、「苦悩」などない人生が癒された人生だと、浅薄な人生観がまかり通っている。

              上田紀行「生きる意味」より


2007年2月8日(木曜日)

自己を分析する

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時29分56秒

 

 自分のことは自分が一番良く知っている、と思いがちですが、本当にそうでしょうか?

 

 10枚のカードを用意し、「わたしは・・・」というように自分について書いてみましょう。
 「わたしは、学生です。」「わたしは、ケーキが好きです。」「わたしは、人と話すのが苦手です。」というように、最初の5枚位はわりとスラスラ出てきます。
 ところが、6枚、7枚と書いているうちに、だんだん書けなくなってきます。
 今まで、自分のことをわかっていたつもりになっていただけに、だんだん書けなくなる自分に驚くのではないでしょうか。

 

 
 自分が、いったいどんな人間なのかを客観的に見つめて考えてみると、今まで見えなかった自分を知ることができるようになります。
 「人と話すのが苦手」という人は、「なぜ苦手なのか」「どんな人が苦手なのか」など、自分の行動や考え方の背景にあるものを探ってみてください。

 

 自分を客観的に分析して考えることによって、自分の意外な一面を発見することができるかもしれません。


2007年2月7日(水曜日)

計画の達成

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時51分15秒

 

  一度に海をつくろうと思ってはならない。

  まず小川からつくらねばならない。

                 ユダヤのことわざ

 

 

  勤勉な人の計画は、ついにその人を豊かにする。

  すべて怠る者は貧しくなる。

                  旧約聖書

 

 

  計画はじっくり落ち着いて。

  いったん始めたら熱心に。

                  ビアス(前6世紀のギリシアの哲学者)


2007年2月6日(火曜日)

吹雪の日に

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時31分23秒

 

 札幌で、雪祭りが始まったそうです。札幌に住んでいた頃のことを懐かしく思い出します。

 

 北海道のラジオ番組でパーソナリティをしていた中西章一さんという方が「北海道新聞」にお書きになった「吹雪の日に」という素敵な文章がありますので、その一部をご紹介しましょう。

 

 
  吹雪の日に

 

 吹きつける雪を窓から眺めると必ず思い出す。
 ある私立幼稚園に全盲の女子園児がいた。冬のある日、幼い子どもたちの何人かが「A子ちゃんはどうして目が見えないの?」とのぞきこむようにしてたずねた。「わたし生まれた時箱に入れられたんだけど、その箱がとっても熱かったんだって。だから見えなくなったの」。

 
 翌日は吹雪だった。A子ちゃんを含めて4人の子が登園して来ない。心配した先生が外に出て驚いた。横なぐりの雪の中にA子ちゃんを真ん中にして子どもたちはオーバーを脱ぎ、身体をかたくし、唇の色まで失っているではないか。手だけはしっかりつないでいたという。ストーブのそばでほっぺたをこすり続けながら「なぜこんな事をしたの?」と問う先生に一人の子が答えた。「A子ちゃんは熱すぎて目が見えなくなったのでしょ。だからうんと寒くしたら見えるようになるかもしれないと思ったの。」
 先生たちのほおに熱く流れ出る涙が光り子どもたちをひしと抱きしめたという。

           

 
 友達の苦しみを自分のことのように思い、行動する発想。自分も一緒に体験しようという温かい思いやり・・・・なんと素敵な子どもたちではありませんか。


2007年2月5日(月曜日)

警戒心を解く

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時34分18秒

 

 人に好かれたいと思っていながら、人を恐れ警戒することがあります。

 私たちは、しばしば自分を守るために硬い表情をつくり、他人を自分の領域に侵入させないよう排他的な態度をとってしまいます。

 これは、相手に伝わります。こちらが相手に対して警戒心をもって接すると、相手も同じように警戒して本心を出さずに接してきます。

 警戒心は、人を寄せ付けないような雰囲気を相手に感じさせてしまうのです。

 私は以前、ある人に、「怖そうで、近寄りがたかった。」と、言われたことがあります。自分では、そうしているつもりはなかったのですが、慣れない相手に対する警戒心のために表情が硬く、冷たそうに見えたのでしょう。

 今は、できるだけ口元を引き上げ、笑顔を作るようにしています。こちらが笑顔で接すると、相手の表情も自然に笑顔になってきます。

 相手と親しくなろうと思ったら、警戒心を解き、ぜひ笑顔をつくってみてください。


2007年2月4日(日曜日)

用心と臆病

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時24分12秒

 

 用心深い人は 決して臆病な人ではない。

 

 用心は 十分な知識から生まれ、

 
 臆病は 無知から生まれる。

 

 臆病は 人生の道を閉ざし、

 
 用心は 道を安全にする。

 

 

    千代崎秀雄著「生活の処方箋」より


2007年2月3日(土曜日)

問題解決の方法

カテゴリー: - matsuzaka @ 16時57分19秒

 

  物事がうまくいかないと、何もかもが自分にとってよくない方向へと進んでいるような気になってしまいます。
 そして、思いつめて・・・・自殺・・・・。

 

 精神的に落ち込んでいるときには、一つの道しか見えず、その道が閉ざされたら死ぬしかないと思ってしまうのです。

 
 思いつめるような気持ちになってしまったときは、なぜ、このような考え方をしてしまうのかを自問自答してみましょう。同じ出来事に遭遇しても、人によって捉え方は様々です。自分の捉え方がすべてではないのです。

 

 誰かと待ち合わせをしているとしましょう。相手がなかなか来ないとき、あなたはどう思いますか?約束を守らない相手を非難する気持ちでイライラするでしょうか。それとも、何かあったかなあ、事故にでも遭っていなければいいけどと心配するでしょうか。あるいは、こんな私と会ってくれるはずなんてないのに、信じた私が馬鹿だったと自分を責めるような気持ちになるでしょうか。
 このように、待ち合わせの相手がなかなか来ないという一つの出来事に対して、いろいろな捉え方があるのです。
 困難に直面したときに、別の捉え方ができないかどうかを考えてみたり、困難を回避するため何か良い方法がないかどうかを考える訓練をしてみましょう。選択肢は、一つではありません。問題解決の方法が何かあるはずです。新しい方法を見つける練習をしてみましょう。

 今まで、見えなかった光がきっと見えてきますよ・・・。

 


2007年2月2日(金曜日)

他人の目を意識しすぎない

カテゴリー: - matsuzaka @ 23時43分54秒

 

 様々な人間関係の中で、他の人からどう見られているかが気になってしょうがないという人がいます。

 自分は、みんなに好かれているだろうか、嫌われているんじゃないだろうか、あるいは、みんなは私の鼻が大きくてかっこ悪いと思っているんじゃないだろうか等と他人からの評価が気になって仕方がないのです。

 この例ほどではないとしても、私たちは、日常生活の中である程度、他人の目を意識して生きています。無人島で一人で暮らしているなら、そんな心配はないと思いますが、私たちは、多くの人とのかかわりの中で生活しているのですから、他人の目を全く意識しないで暮らすということはできないのです。

 しかし、必要以上に他人の目を意識しすぎると、大きなストレスを感じてしまったり、人前に出るのが億劫になってしまったりすることがあります。

 

 そうならないためには、「他人からどう見えるか」ということばかりを意識するのではなく、自分の内部にしっかりした価値観を持つ必要があるでしょう。たとえ、他の人からどう思われようと、「私の考えはこうである」と、言える考えを持っていることが重要なのです。

 他人によって、自分の人生が左右されるのではなく、自分の人生は自分でコントロールしようという、力強い生き方をすることが大事なのではないでしょうか。

 

 

 


2007年2月1日(木曜日)

ストレスをコントロールする

カテゴリー: - matsuzaka @ 16時15分53秒

 日常生活を送っていると、さまざまなストレスを受けることがあります。会社や近所の人間関係、夫婦間の不和、育児、仕事や学業、その他数え切れないほど、ストレスの原因となるものがあります。

 ストレスを受けずに過ごすことができれば良いのかも知れませんが、生きている限りそれは不可能です。
 では、どうすればよいのでしょうか?

 同じストレスを受けても、ストレスに強いという人がまわりにいるでしょう。感受性が違うと言ってしまえばそれまでですが、おそらく受けとめ方に大きな違いがあるのではないでしょうか。
 ストレスをどのように受けとめ、どのように対処するかによって、ストレスに勝つか負けるかが決まってしまうのです。
 物事のとらえ方をマイナスからプラスへ変えることができると、今まで見えなかった何かが見えきます。
 苦しみの中にいる人は、その苦しみを自分を成長させるチャンスだと捉えることによって、成長します。
 多くのスポーツ選手は、大きなプレッシャーとストレスの中で自分を鍛え、磨いていきます。

 このように、ストレスを自分が成長するための力に変えることができる人は、ストレスにコントロールされているのではなく、ストレスをコントロールできる人なのです。
 


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